文章を段落レベルに分解するだけで、現代文を今より30%効率的に読めるようになる方法。

んにちは!

 

 

現役塾講師のナツキです!

 

 

前回の記事で

文章の最初と最後には

重要な文が多い

 

ということを紹介しました。

 

 

今回紹介するのは

 

段落レベルでも

重要なのは

最初と最後!

 

です。

 

 

これを知ることにより、

 

より一層正確に重要な文を

見極める能力がアップします。

 

 

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逆に知らないことによって、

 

せっかく前回の記事などで

序論や結論に重要な文が多い

ことがわかっても、

 

さすがにその序論結論全てが

重要ではないので

混乱します

 

 

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高校3年になって

初めて受験を意識し、

 

まじめに勉強しようと

決意してから初めての

記述模擬試験。

 

 

現代文評論の最後の設問として

 

「本文の主旨をまとめなさい」

 

という問題が出ました。

 

 

それなら簡単♪

 

文章の最初と最後を

適切にくっつけて、

 

本論の文から

少し補えばいいや♪

 

 

余裕余裕♪

 

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なんて考えていたのですが

いざその設問に取りかかると、

 

「あれ、

どうやってまとめよ…。」

 

 

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そうなんです、

 

まとめ方がわからないんですね。

 

 

そこで今回紹介するノウハウは

 

1つ1つの段落の中で

主旨に使える部分を見つける

 

です!

 

 

【Point 1】

段落は一つ一つの

完結した小さな文章。

 

 

完結したとは少々言い過ぎかも

しれませんが、

 

段落はそれだけでも

十分理解ができる文の

になっています。

 

 

ということは不完全ながらも

段落一つの中にも

 

序論→本論→結論

 

三段構成

成り立っているのです。

 

 

それに前回の記事の

最初と最後に重要な文が多い

ことを考えると、

 

一つ一つの段落の

1文目と最後の文、

 

これらには重要なことが

書いてある確率が多いです。

 

 

【Point 2】

必ずしも一文目が

重要なわけではない!

 

 

Point 1と矛盾しますが、

 

必ずしも段落の一文目に

重要な文が置いてある

とは限りません

 

 

なぜなら

1文目にはクッションとなる文が

置いてあることがあるからです。

 

 

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普通、

 

文と文をつなぐクッションの

役割をするのは接続語です。

 

 

しかし、

 

・接続語の意味だけでは

クッションになりきれない場合。

 

・その後の文を

より強調したい場合。

 

この二つの場合に

接続語ではなく、

 

接続語の役割をする1文

置きます!

 

 

なので2文目が重要なことも

まぁまぁあるのです。

 

 

ただし1文目・2文目、

 

どちらが重要なのかを

判断するのはかなり

難しいので、

 

2文目も重要な可能性はある

 

ということを頭の片隅に

入れておく程度で大丈夫です。

 

 

【Point 3】

段落の最初と最後の文は

本文の主旨であることが多い!

 

 

主旨ではなかったとしても

本文を理解するのに

かなり役立つことが多いです。

 

 

記述問題で主旨を

まとめる際に困ったら、

 

各段落の最初と最後を

見てみましょう!

 

 

何かヒントが

あるかもしれません。

 

 

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今回はここまでです。

 

 

この記事で得た情報を

今すぐに活用してください!

 

 

すぐにアウトプットすることで

かなり早く

身に付けることができます。

 

 

これも前回の

文章の最初と最後が大事

のメモの横に、

 

 

段落も

 

 

と付け足しておいてくれる

だけでいいです。

 

 

5秒あれば終わるので

今すぐやってください。

 

 

5秒で点数が上がるなら

かなりラッキーじゃないですか?

 

 

これを身につけると、

 

文全体で重要な文の位置

はっきりと判別できます! 

 

それでは。