「添加/補足」の接続語を知るだけで、今の点数をあと10点底上げする方法。

んにちは!

 

ナツキです!

 

今回紹介するのは

説明」の接続語のラスト、

 

補足です!

 

 

ただしそれだけではあまりにも

書くことが少ないので、

 

補足」と役割が似ている

添加についても

説明したいと思います。

 

 

これを知ることにより

模試の点数も8割は固いでしょう。

 

 

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逆に知らないことによって

 

これまでの記事の内容を実践して

6〜7割までの点数は安定しても、

 

8割を超え続けることは

困難になるでしょう。

 

 

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模擬試験は

高校3年生になってから

毎月のようにありますが、

 

あれは確か冬に入る前の模試。

 

 

その頃には国語も

かなり点数を取れるように

なっていて、

 

その模試でも200点中160点は

確実にあるなと踏んでいました。

 

 

しかし、

 

いざ模試が終わって

自己採点してみると

結果は159点。

 

 

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まぁほとんど160点なので

良いと言えば良いのですが、

 

私はどうしてもその1点が

許せませんでした。

 

 

解説を読んで間違えたものを

確認すると、

 

古典や漢文は完全に

知識不足で落としていたので

仕方がありませんが、

 

現代文の評論。

 

 

評論のある一問に

目が止まりました。

 

 

それは「添加」の後ろにある

文章に答えがそのまま書いてある

というものでした。

 

 

これまで記事で扱ってきた

「逆接」や「換言」の

接続語にとらわれすぎていて、

 

そのほかの接続語を

完全に見過ごしていました。

 

 

よく読めばわかる問題を落とし

さらにそれによって

点数が8割を切り、

 

とても悔しい思いをした

模試でした。。。

 

 

 

 

「添加」はこのように

時たま問題でも扱われる

接続語です。

 

 

たしかに「逆接」や

「換言」に比べれば

重要度は劣ります。

 

 

しかし、

 

この接続語を

知っておかなければ

 

テストや模試で

8割を取り続けることは

容易ではないです。

 

 

そしてそれは

「説明」の接続語の

4つ目の意味、

 

「補足」も同様です。

 

 

まずは「添加/補足」に

どのようなものがあるか

見てましょう。

 

 

添加

語句に語句を付け加えたり、

文章に文章を添える。

 

また」「しかも」「そして

それに」「かつ」「それから

さらに」「おまけに

 

などかなりの数があります。

 

 

補足

こちらもほぼ同じですが、

付け足して補うという意味ですね。

 

ただし」「もっとも」「なお

 

 

分類としては別物として

カテゴライズされていますが、

 

使う際には同じものとして

考えてもらって構いません。

 

 

そして今回紹介するノウハウは、

 

「添加」や「補足」を

利用して筆者の主張を

より正確に読み取る!

 

です。

 

 

【Point 1】

「添加」や「補足」の

接続語以降の文章は、

 

接続語以前の文と

主張の立場は同じ!!

 

 

 

 

 

この2種類の接続語の前後の

文は主張の立場としては

同じになります。

 

 

ただしここで誤解しては

いけないのが、

 

前後の内容は必ずしも

同じではない!ということです。

 

 

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たしかにこれらの接続語を

わかりやすく説明すれば

 

 

   文 A→「添加/補足」→文A'

 

 

という順番になり、

 

一見AとA'が似ているので

内容も同じではないかと

考えます。

 

 

しかし実際は

 

          文A  ≠  文A'

 

ということも

しばしばあるのです。

 

 

「換言」の時は

前の文の言い換え・要約なので、

 

内容も前の文を

踏まえているが故に、

 

内容もほぼ同じ意味になります。

 

 

ただしこの「添加」や

「補足」は

あくまで「付け加え」です。

 

 

前の文章と同じことを

言っていては別に付け加える

必要はありません。

 

 

もので例えるなら

水を含んだタオルですね。

 

 

「換言(要約)」は

水を含んだタオルを絞る行為で、

 

 

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「添加/補足」は

水を含んだタオルが

それ以上水を絞れないので

 

別のタオルをもう一つ

用意する行為と同じです。

 

 

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つまり、

 

「添加/補足」の場合は

その接続語の前後の

意味の立場は同じでも、

 

内容は異なるのです。

 

 

だから選択問題でも

重要な参考要素です!

 

 

看過せずに

しっかりと読みましょう!

 

 

【Point 2】

「添加/補足」は

あくまで補助的!

 

 

これは一見Point 1と

矛盾するように見えますが、

 

この2種類の接続語は

どこまでいっても

あくまで補助です。

 

 

これを第1要素に

問題を解いてはいけません!

 

 

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それをすると

必ずどこかで間違えます!

 

 

この接続語はこのブログで

扱ってきた他の接続語の

補佐として使いましょう!

 

 

選択問題ならまずは

順接」「逆接」「換言

などの接続語で選択肢を絞り、

 

その上で選択肢が

2つ以上余るようなことが

あれば、

 

この「添加/補足」を使って

選択肢を選びましょう。

 

 

ポイントは

この2つで終わりです。

 

 

重要度は低いため

説明することは少ないですが、

 

文章を作る上でも

問題を解く上でも

無くてはならない接続語です。

 

 

しっかりとこのポイントを

身につけましょう!

 

 

そして、

 

このポイントを確認するために

今すぐに実践してください!

 

 

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では試しに問題です。

 

 

「私はサッカーが好きなので、

 

A(サッカーをしたい。)

 

B(さらに言えばポジションは

      フォワードがいい。)

 

C(もっともそんな環境が

      あればだけどね。)」

 

 

こんな文があったとすれば、

 

筆者は一番何を

伝えたいのでしょうか?

 

A・B・Cの3つの文の中から

もっとも適当なものを

選んでください。

 

 

 

 

 

 

正解は、

 

 

 

 

 

Aです!

 

 

 

 

BとCは文の最初に

「添加/補足」 の接続語が

付いているので、

 

重要度が低いのです。

 

 

それぞれの重要度を

等号不等号で表すと、

 

 

A    B  =  C

 

 

となります。

 

 

今回はこれで終わりです。

 

他にも接続語は

「選択」や「転換」などが

ありますが、

 

これらは特に

注意すべきことはなく、

 

その接続語の役割を

理解して使いこなせれば

問題ないです。

 

 

ですので、

 

Googleなどで「接続語 転換」

などと検索して役割を

理解してください。

 

 

このブログでは扱いません。

 

 

これで、接続語シリーズは終了です。

次回からは

 

文章を構造的に理解する

 

ということをやっていきます!

 

 

それでは。