【評論編】本文をあまり理解しなくても、接続語を利用して点数をアップさせる方法。②

前の記事では

順接についてお話ししましたが、

 

今回は、

 

逆接

 

です!

 

 

逆説とは、

 

それより前の文の内容と

対立するような内容の文が

後ろにくる接続語です。

 

 

例えば!

 

「天気予報では晴れだった。けれど、今は雨が降っている。」

 

このような感じです!

 

 

この逆接、

侮るなかれ…

 

 

超重要です!

 

 

接続語の中で

1番重要と言っても

過言ではありません。

 

 

逆接に注意して

問題を解けば、

 

読解力は上がり、

 

筆者の主張がはっきりとわかる

ようになります!

 

 

 

なぜここまで

言うかというと、

 

逆接の後ろの文は必ず

筆者の意見だからなのです!

 

 

順接の時と同じ説明やん。

 

 

と思われた方、

 

もうちょいだけ

読み進めてくださいね〜

 

 

例えばですが、

 

「私はムラサキのリンゴを食べた」

 

という文があったとします。

 

 

は?

 

ってなりますよね。

 

 

それが普通の反応です。

 

 

私たちが知っている

一般的なリンゴの色は赤、

 

もしくは青リンゴの黄緑色。

 

 

このどちらかですね。

 

 

ムラサキのリンゴなんて存在しない。

腐ってるか、新種のリンゴか。

 

 

新種のリンゴであったとしても

私たちは知らない。

 

 

だから、

は?何言ってんのこいつ。

的な反応をするのです。

 

 

評論や論説でも

同じことが起こりうるのです!

 

 

評論や論説を書く方々は、

だいたい奇想天外なことを

主張しようとします。

 

 

なぜなら、

 

評論や論説の筆者は

キチガイだから!

 

 

ここで言うキチガイとは

良い意味、

 

つまり、

 

褒め言葉として

受け取ってください。

 

 

まぁ

こう表現したのも、

 

彼らが私たちにとって

意味不明なことを

言っているからです。

 

 

評論や論説を解いていて、

 

最初から最後まで

理解できましたか?

 

 

できた方は立派なキチガイです!

 

 

どうぞこの記事を閉じ、

ご退出ください。

 

この記事を読む必要ないくらい

天才です。

 

 

まぁでも、

 

できなかった方が

ほとんどのはずです。

 

 

だって、

 

彼らが天才すぎるから

一般人の私たちには、

 

彼らの言っていることが

到底理解不能なのです。

 

 

しかし、

 

彼らも私たち一般人に

広く伝えようと

評論や論説を書きます。

 

 

そのために、

 

彼らは私たちに

わかりやすいように、

 

クッションを置いてくれるのです。

 

 

そのクッションがこの

逆接なのです!

 

 

上の例文を使ってみましょう。

 

 

「私たちが一般的に

知っているリンゴは赤色だ。

 

しかし

 

私はムラサキの

リンゴを食べた。」

 

 

どうでしょう?

 

少し飲み込みやすくなった

のではないでしょうか?

 

 

いきなり

ムラサキのリンゴ

と言われるよりも、

 

 

その前にクッションである

一般論をおいて

説明してもらうと、

 

人間の脳は物事を

飲み込みやすいのです。

 

 

そしてこの逆接は

評論や論説で使われる際に

必ず、

 

                    一般論

                        ⬇︎

                      逆接

                        ⬇︎

                 筆者の意見

 

 

という順番で出てきます。

 

 

筆者の意見に合わせて、

 

問題が作られるのは

前回の「順接」の記事で

確認済みですね?

 

 

とすると、

 

逆接の後ろの文

答えもしくは

そのヒントが存在するのです!

 

 

そこに前回同様、

 

波線を引き

目立つようにしましょう。

 

 

こんな感じですね。

 

f:id:natupogba:20180508001828j:image

 

 

私は逆接を目で見て一瞬で

「あ、逆接だな」

とわかるように、

 

逆三角マークで

逆接を囲みます。

 

 

さらに、

 

写真の中の2つ目の

逆接の下を見てください。

 

 

傍線部がありますね!

 

 

問題が筆者の主張に沿って

作られているということが

確認できますね!

 

 

もちろん波線で

目立たせるだけでなく、

 

選択問題であれば、

 

逆接の後ろの文

似ている選択肢を比べ、

 

違うところがあれば

それは間違った選択肢です。

 

 

内容がどちらも同じなら

その選択肢が正しいです。

 

 

記述問題の場合も、

 

できるだけ逆接の後ろの文

使ってあげると

点数がもらえたりします。

 

 

 

皆さんも、

 

今 自身が持っている

現代文の教材の既にやっている

部分を見直してみてください。

 

 

逆接の後ろの文から

問題が作られていたり、

 

逆接の後ろの文から

回答を導き出しているものが

ありませんか?

 

 

それでは次回は、

 

説明

 

という接続語について

お話ししたいと思います。