【評論編】本文をあまり理解しなくても、接続語を利用して現代文の点数を20点アップさせる方法。

 

この記事から、

 

現代文(特に評論・論説

においての

接続語の重要さと

 

それを利用した現代文を解く

テクニックについて、

 

解説していきたいと思います。

 

 

この方法を知っていれば

本文をしっかり理解しなくても、

 

確実に偏差値は5以上UPし、

 

逆にこの方法を知らなければ

偏差値は停滞…

 

ひどければ、

偏差値がダウンすることも

 

 

 

高校3年の夏休み。

 

勉強が何なのかすら

あまり理解していない少年は

 

周りが

「昨日16時間も勉強した!」

と自慢し合っている中、

 

ろくに勉強もせずに

毎日を過ごし、

 

1番得意だった現代文ですら

模試の偏差値が48…。

 

 

夏の時点でこれだと

ヤバイねと塾のチーフに

小言をもらい、

 

絶望していた。

 

 

現代文は、

高校受験あるいは

 

高校の定期テスト

くらいまでなら、

 

幼少期からの知識や

感覚だけでも

 

ある程度は

なんとかなるそう…。

 

 

しかし、

 

これが大学受験となると

話は別で、

 

テクニックや

文構造の理解を

学んで身につけていないと、

 

点数は取れないのだそうだ。

 

 

本が好きだった少年は

現代文はなんとかなると

たかをくくって

 

塾では授業を

とらなかった結果…

夏の模試で偏差値48…。

 

 

急遽チーフに頼み込んで

現代文の夏期講習の

コマを増やし、

 

Y先生に現代文の

解き方を学んだ。

 

 

その1つが先ほどの

接続語を

うまく活用する解き方で、

 

この接続語を

うまく活用する解き方を

学んだ少年は、

 

次の夏終わりのマーク模試で

現代文偏差値59をマーク。

 

その後記述模試などでも

55〜60を安定して取っていた。

 

 

 

 

まぁこの少年って

私なんですけども、

 

この方法を知ってから

 

現代文が

楽しくなりましたね。

 

 

 

 

全ての接続語を扱うと

すごく長い記事になるので、

 

分割して書きますね。

 

 

まず、

接続語とは…

 

知ってますよね?

 

語と語、文と文を繋ぐ言葉

 

とだけ理解してる方、

ヤバいです。してます。

 

 

これだけの理解だと、

 

選択問題では

正しい選択肢を

選ぶことができず、

 

記述問題では、

全く的外れな回答をしてしまう

恐れがあります。

 

 

↑こんなことよくありませんか?

 

 

それは他にも要因はありますが…

 

・接続語の意味を

理解できていない

 

・そもそも接続語の役割を

重要視していない

 

が原因のことがほとんどです。

 

 

逆に

接続語を正しく活用できると、

 

理解の早い方であれば、

 

本文理解があまりできていなくても

すぐに正答率7〜8割

取ることができます。

 

 

というのも…

 

実は接続語の周りには

答えやそのヒントになるものが

隠れていることが多いのです。

 

 

まずこの記事では

順接

を見ていきましょう。

 

 

順接とは例えば、

だから、したがって、それゆえ


などですね。

 

 

これらはこの接続語の前に

原因・理由、

 

後ろに当然の結果が

くる接続語です。

 

 

例えばこんな感じです。

 

 

「私はお腹が減った。

だからハンバーガーを食べに

ファミレスへ行った。」

 

 

「お腹が減った」ら、

当然何かものを食べるか、

 

食べたいって思いますよね?

 

 

この文ではその当然の結果

表しているのが、

 

ハンバーガーを食べにファミレスへ行った。」

 

なんです。

 

 

 

そして、

 

日本語はだいたい

主張したい部分

言いたいことを、

 

文の最後

言う傾向が強いです。

 

 

例を出すと、

 

「夜ご飯を何にするか

ミニ家族会議をしたが、

結局外食になった。」

 

 

外食をしたというのが

1番伝えたいことであって、

 

それ以外はお飾りに過ぎません。

 

 

話を戻して、

 

今の

「言いたいことは後ろで言う」

ことに鑑みると、

 

順接においては、

 

原因・理由よりも

当然の結果が

筆者の伝えたいことです。

 

 

この筆者が伝えたい部分に、

波線を引きましょう!

 

 

こんな風にです!

 

 

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私は接続語がここにありますよ!

という印に接続語を○で

囲ってマークします。

 

 

加えて、

 

私は波線を重要だよ!

という目印に使っています。

 

 

まぁ、目立ちますからね。

 

 

なぜ波線を引くのかというと、

 

そこから

答えを導き出すことができる

からです!

 

 

評論の試験の問題は

出題の仕方はいろいろですが、

 

結局まとめると、

 

筆者の考え」は何か?

 

というものがほとんどです!

 

 

「傍線部Aはどういうことか。」

 

という問題であれば、

 

傍線部Aを通して筆者が

言いたいことはなにか?

 

ということですし、

 

「傍線部Bとあるが、

そうなるのはなぜか。」

 

という問題であれば、

 

傍線部Bの理由を、

他の文中の筆者の言いたいことの

中から探しなさい。

 

というのと同義です。

 

 

結局、

 

筆者の意見を紛うことなく

読み取ると、

 

回答に行き着くように

なっているのです。

 

 

だから

筆者の意見の部分には

 

波線を引いて

目立たせてあげるのです!

 

 

さて、

 

この記事では差し当たり

順接だけを説明しましたが、

 

この後に続く接続語シリーズを

完読し、

 

それを日々の

現代文の学習に活かすと、

 

確実に点数が伸び

 

読解力も上がります!

 

 

ですので、

 

1つずつ実行に移していって

自分のスキルにしてくださいね!