【評論編】本文をあまり理解しなくても、接続語を利用して点数をアップさせる方法。④

 

 

 

回紹介するのは

 

説明」の接続語の

換言

 

についてです。

 

 

 

これを知ることによって

 


筆者の主張を誤解することなく

 

さらに

一度主張された筆者の意見が

わからなくても、

 

これを使うことによって

わかるようになる可能性が

高いです!

 

 

逆に知らないことによって、

 

文章中のほぼ全てが

筆者の最も言いたいことに

見えてしまい、

 

回答に迷いが出るでしょう。

 

 

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そうなると、

 

迷っている間に

時間がどんどん過ぎ、

 

制限時間に

間に合わなくなることも。

 

 

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一年ほど前のことですが、

 

私が塾講師のアルバイトを

始めて間もない頃。

 

 

初めての生徒として

Mさんを担当することに

なりました。

 

 

その子は現代文がというか

文章を読むのが苦手で、

 

その理由を聞くと

 

楽しくないから

 

ということでした。

 

 

どの科目よりも

嫌いだったようです。

 

 

しかし、

 

受験はしたいということで

塾に通って仕方なく現代文を

勉強しているとのこと。

 

 

そこで私は

今までこのブログで紹介してきた、

 

Y先生から学んだ

接続語を使うこの方法を

教えることに。

 

 

するとMさんの現代文の成績は

右肩上がりで、

 

評論も模試で

50点中40点以上を安定して

取れるように。

 

 

現代文のテクニックは

この接続語を使う方法以外

にもあるのですが、

 

それは教えていないのに

ここまで上がるとは

正直驚きでした。

 

 

そして1番の変化だったのは、

 

私がMさんの英文法の授業を

代講で担当したときに、

 

英語面白くないーい。

現代文やろー先生ー。

 

と言ったんです。

 

 

あれほど嫌いだった

文章を自ら読みたいと

言ってきたのです!

 

 

「前まで嫌いやったやん?」

と聞くと、

 

「接続語のテクニックを

学んでから、

 

文章のどこに筆者の意見が

書いてあるかっていうのが

わかってきたから、

 

こんな意見もあるねんなって

思うと楽しい」

 

との返答が。

 

初めて持った生徒だっただけに

かなり喜びました。

 

 

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そして、

 

その接続語のテクニックの中で

最も重要な逆接のテクニック

次に重要なのが、

 

今回扱う「説明」の接続語の

換言なのです!

 

 

そして今からお教えする

ノウハウとは、

 

この「換言」を利用して

文中での筆者の意見の総まとめ

を見つけることです!

 

 

筆者の意見の総まとめ、

 

つまり結論です。

 

 

筆者の意見から

問題が作られるのは、

 

先の記事でお教えしましたね?

 

 

ということは、

 

結論

筆者の意見の総まとめ

問題がほぼ確実に作られる

    or 問題の答えが隠れている

 

ということです!

 

 

それを

このテクニックによって

見つけることができます!

 

 

ではさっそく、、、

 


換言

 

   「つまり、すなわち、要するに」  

 

などがありますが

換言とは「言い換えること」で 、

 

例えば、

 

「君と一緒に住みたいとか

毎朝味噌汁作ってくれとか

いろいろ言ったけど、

 

要するに僕が伝えたいのは、

 

君が好きってことだ!

結婚してくれ!」

 

 

ちょっとなんでこの例文を

思い浮かんだのか

わかりませんが、

 

まぁこのような

使い方をします。

 

 

【Point 1】

ここで1つ目の重要事項です。

 

上の例文をよく読んでください。

 

 

この接続語の前後は

言い方は違えど同じ内容

ではありませんか?

 

 

「君と一緒に住みたい」

 

 

「毎朝味噌汁作ってくれ」

 

はプロポーズの常套句として

有名ですよね?

 

 

これは相手に

好意がない時には使いません。

 

 

加えて、

 

接続語の後ろの

「好きだ」

「結婚してくれ」

 

からははっきりと

好意が読み取れますね。

 

 

どちらも結局

好意を伝えるために

言っているのです。

 

 

このように接続語の前後で

内容がほぼ同義のとき

換言を使います

 

 

ということは!

 

「換言」の前の文の意味が

わからないなら、

 

後ろをわかればいい!

 

 

逆に、

 

後ろの文がわからなければ

前がわかればいい!

 

ということです!

 

 

どちらも意味がわからなければ

仕方がないですが、

 

たいてい前後どちらかの文は、

 

わかりやすい内容に

なっているので

安心してください。

 

 

要するに、

 

「AすなわちB」

という文章があって

Aの意味がわからなければ、

 

Bをわかればいいのです。

 

 

逆も然り。

 

 

【Point 2】

記述問題では

出来るだけ「換言」の

後ろの文を使う!

 

 

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換言という接続語は

要約とも言われ、

 

先ほども述べたように、

 

筆者の意見の総まとめ

すなわち、結論を言うときに

よく使われる接続語です。

 

 

この時だいたい、

 

換言の接続語の

後ろの文が要約されたものに

なっているのですが、

 

記述形式の設問では

字数制限があり

 

本文のまとめられた文を

使う方がお得です。

 

 

筆者がまとめてくれているので

自分でまとめて書くよりも

リスクが少ないからです。

 

 

【Point 3】

「本文の主旨を述べている

ものを選びなさい」

という選択問題では、

 

この「換言」の

後ろの文を中心に考える!

 

 

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先述したように、

 

この接続語の後ろは要約

つまり、

 

筆者の意見の総まとめがきます。

 

 

もうわかると思いますが、

 

「換言」の後ろの文

筆者の意見の総まとめ

結論

要約されたもの

文章の主旨

 

これらはほぼ同じものです。

 

 

ということは、

 

本文の主旨を述べているものを次の中から選び、記号で答えなさい

 

という選択問題では、

 

換言」の接続語の後ろの文を

中心に考えると必然と

正解になるのです。

 

 

今すぐ

現代文のテキスト、

 

もしくは過去問で

このような問題を探して

解いてみてください。

 

 

この記事を読んでからだと

解きやすいはずです。

 

 

ほら、

 

一問だけ!

一問だけでいいから

やってください!

 

 

今やらないと明日には

忘れてるでしょ?

 

 

今やらないとダメです!

 

 

今すぐ実践して、

自分のスキルにしましょう!