仮定条件・確定条件を理解することで、古典長文を90%理解する方法。

こんにちは!

 

 

ナツキです!

 

 

今回は古典文法の1つ、

 

仮定条件と確定条件

 

について紹介します。

 

 

これを知っておけば、

 

古典において文章を

誤解することなく

 

正しく問題を

解くことができます。

 

 

逆に知らなければ、

 

古典長文の内容を大幅に

誤解し、

 

たったそれだけのために

志望校への切符を

落とすかもしれません。

 

 

大学生は自由です。

 

 

勉強以外に例えば

バイトを頑張ることも自由だし、

 

サークルに打ち込むも自由

 

恋人も作ろうと思えば

すぐできるし、

 

社会のために貢献したいと

ボランティアを始めることもでき、

 

自分で何かやりたいことを

軸としたプロジェクトを

立ち上げることもできる

 

 

とにかく自由なんです。

 

 

f:id:natupogba:20180517150654j:image

 

 

これぞ青春というものを

味わえるのが大学です。

 

 

想像しただけで

楽しみではありませんか?

 

 

大学、

 

行きたいですよね?

 

 

 

 

 

高校2年の夏。

 

 

私は学校の古典の先生

大嫌いでした。

 

 

おばちゃんの先生なのですが、

 

やたらと予習しろ予習しろって

うるさいのです。

 

 

f:id:natupogba:20180517150723j:image

 

 

次回学習する

物語や話の現代語訳を

してきなさい

 

というものでしたが

古典が苦手な人にとっては

無理難題です。

 

 

学校の先生って頭悪いから、

 

生徒が辞書持ってたら

完璧な現代語訳を

求めてくるんですよね。

 

 

いやいや無理じゃね。

 

 

いくら単語の意味が

わかったところで、

 

その単語と単語をつないでいる

「助動詞」とか「助詞」の

意味が分からんかったら、

 

結局完璧な日本語訳なんて

無理なんですよね。

 

 

習ってない助動詞とか

ある段階で完璧な日本語訳を

求められても無理です。

 

 

それなのに、

 

学校の先生は

頭が悪いので

それが分からないから、

 

完璧に訳せていなかったら

「本当に予習してきたん?」

と詰め寄ります。

 

 

完全にバカですね。

 

 

だから学校の先生って

嫌いなんですよね。

 

 

特にこの古典のおばちゃん先生、

 

全校生徒の前で挨拶とか

話をする際に持っているマイクから

喋るたびに

 

「にちゃっ、にちゃっ」

 

って気持ち悪い音が出るから

生理的にも嫌だったんですよね。

 

 

 

あ、言い過ぎですね。

 

 

話を戻しましょう。

 

 

このおばちゃんに

仮定条件・確定条件

を習いましたが、

 

いまいちわかりませんでした。

 

 

そして、

 

高校3年になって塾に通い

そこの先生に教えてもらって

初めて理解できました。

 

 

 

今日はそんな

 

「仮定条件・確定条件を用い

文章を誤解なく読み進める」

 

というノウハウを

紹介したいと思います。

 

 

【Step 1】

「ば」の上には

未然形か已然形の

どちらかしか来ない!

 

 

古文には読点「、」の上に「

という語がよくきます。

 

 

現代語でいうと、

 

「仮に〜だったとするならば、」

 

の「」ですね。

 

 

この「」は接続助詞と言って、

 

古典ではこの「」の上には

未然形or已然形しか

置けないのです。

 

 

【Step 2】

「仮定条件」とは

「もし〜ならば、」

と訳す!

 

 

仮定条件とは

未然形+ば、

の形で出てきて、

 

もし〜ならば、

と訳します。

 

 

例えば

〜ずば、…

であれば、

 

打消の助動詞「」の

未然形+ば、

 

なので打消の意味を加えて

もし〜ないならば…

という訳になります。

 

 

【Step 3】

確定条件とは

「〜なので、」「〜すると」

と訳す!

 

 

確定条件

已然形+ば、

の形で出てきて、

 

〜なので」「〜すると

と2通りに訳します。

 

 

使い分けは文脈でしか

判断がつかないので

少々難しいです。

 

 

例えば

〜ければ、…

とあれば、

 

「過去の助動詞「けり」の

已然形+ば」

 

なので過去の助動詞「けり」の

意味を加えて、

 

「〜だっので…」

「〜をしところ…

(=〜をし。すると…)」

 

というふうに文脈によって

2通りの訳し方があります。

 

 

 

 

ここで1つワークをしましょう。

 

 

帝の使いなれば、

いかでかおろかにせむ。」

 

これを現代語に

直してみてください!

 

 

※難しい語句は以下から

確認してください。

 

帝=天皇

 

なら=断定の助動詞「なり」の已然形

訳し方は「〜である」

 

いかでか=反語の副詞。訳し方は

「どうして〜か、いや〜ない。」

 

おろかに=形容動詞「おろかなり」の

連用形。訳し方は「いい加減に」

 

せ=サ変動詞「す」の未然形

訳し方は「する」

 

む=推量の助動詞「む」の連体形

訳し方は「〜だろう」

 

 

 

 

正解は

 

 

 

天皇様の使いなので、

どうしていい加減に扱うだろうか

いや扱わない。

 

 

 

となります。

 

 

 

この場合、

 

「ば」の前に助動詞「なり」の

已然形がきているので

確定条件で訳します。

 

 

ですので

天皇の使いなので、…」

という訳になります。

 

 

 

このように

単なる一文字「ば」であっても

状況により、

 

訳し方がいろいろあります。

 

 

しっかり身につけて

何もかもが自由な

大学生活に近づきましょう。

 

f:id:natupogba:20180517151701j:image

 

大学は楽しいですよ

 

 

f:id:natupogba:20180517151708j:image

 

 

それを手に入れるために

共に頑張りましょう。

 

 

今回はここまでです。

 

 

それではまた。