実は古典は助動詞を覚えると、点数7割は安定する!

こんにちは!

 

 

現役塾講師のナツキです!

 

 

今回は古典文法の

 

過去の助動詞の「き・けり

 

について紹介します。

 

 

 

これを知れば夢の大学合格

また一歩近づくことができます。

 

 

合格を取れば、

 

友達と卒業旅行も行くことができ

毎日夜まで遊び放題

 

 

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親も今までよく頑張ったな

ということである程度

遊び呆けても容認してくれる…

 

 

誰にも怒られることなく

自分の好きな人と遊び

ストレスなく生きる

 

 

想像しただけで

楽しくなってきませんか?

 

 

さらにその先には

もっと楽しい大学生活

あります。

 

 

それに近づくことが

できるのです!

 

 

しかし逆にこれを

知らないことで、

 

志望した大学全て

不合格の果てに

1人寂しく浪人生活…。

 

 

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そこまではいかなくとも

自分の第一志望の大学に落ち、

 

入学する大学を

第二志望だったとこに

決めても、

 

後悔の念にさいなやまされ、

 

せっかくの卒業旅行も

心の底から楽しめない…

 

 

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なんてことに

なるかもしれません。

 

 

 

 

 

三月下旬、

 

バイト先の春期講習。

 

 

この時期は基礎から

固めていくので、

 

文法の基礎の基礎から

やっていく。

 

 

大体の生徒が「助動詞」を

学習します。

 

 

そしてうちで扱っている

教材の順番において

 

最初に出てくる助動詞が

過去の助動詞「き・けり

である。

 

 

この助動詞、

 

実は高校受験の時から

既に目にしているのだ。

 

 

高校受験にも少し

古典がある。

 

 

その中で出てくる

助動詞の1つなので、

 

教える前に既に意味を

知っているという生徒は

少なくない。

 

 

しかし、

 

「き」と「けり」の使い方は?

 

とか

 

「けり」のもう1つの意味って?

 

などと質問すると

戸惑う生徒が多い…。

 

 

今回はそんな「き・けり」の

お話です。

 

 

 

 

ということで今回は

 

「過去の助動詞『き・けり』を

マスターすることで

本文の時制を整理する!」

 

というノウハウについて

説明していきたいと思います。

 

 

【Step 1】

助動詞「き」の意味は

「直接経験の過去」!

 

 

一般的に過去の助動詞

として覚えられている

助動詞「」ですが、

 

その覚え方だと

もう1つの過去の助動詞「けり

と見分けがつきません。

 

 

助動詞「き」は、

 

自分が直接経験・体験

してきた過去

 

 

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つまり「直接経験」の過去です。

 

 

この助動詞は会話文の中

過去の要素を表す時に

よく用いられます。

 

 

訳し方はふつうに

〜した

で構いません。

 

 

【Step 2】

助動詞「けり」の意味は

「伝聞の過去」!

 

 

伝聞とは文字通り、

 

噂や誰かの話によって

伝え聞く」ということで、

 

つまり助動詞「けり」は

噂や人の話によって伝え聞いた

伝聞の過去」です!

 

 

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これはよく「竹取物語」や

蜻蛉日記」などの昔話系

よく出てくる助動詞ですが、

 

だいたい1つの古典長文にも

必ず一回は出てくる助動詞です。

 

 

「昔、竹取の翁

というものありけり

 

 

こんな感じで出てきます。

 

 

こちらも訳す時は

〜した

と過去形で訳してもらえれば

 

問題ないです。

 

 

【Step 3】

助動詞「けり」には

もう1つ意味がある!

 

 

実は助動詞「けり」には

もう1つ別の意味があり、

 

それは「詠嘆」と言います。

 

 

感動を声に出す」という

意味があり、

 

〜だなぁ

〜ことよのぅ

 

と訳します。

 

 

「けり」が会話文や

和歌の中で出てきたら、

 

まずこの「詠嘆」を

疑ってください。

 

 

会話文はカギカッコ

付いているし、

 

和歌は五七五の形で

文末に「。」が無いので

判別できると思います。

 

 

 

 

 

ここで1つ軽いワークを

してみましょう。

 

 

「浜を見れば、

播磨の明石の浜なりけり」

と船頭言いけり。

 

 

これは竹取物語の一節

少し変えたものですが、

 

この一文を

上のStepの方法で

現代語訳してみてください。

 

 

※ちなみに「播磨」とは

その当時の日本の中の

国の名前であり、

 

「なり」は断定の助動詞で

「〜である」と訳します。

 

 

 

 

 

正解は…

 

 

 

 

浜を見ると、播磨(の国)の

明石の浜(辺)だなぁ。

と船頭は言った。

 

 

 

とこうなります!

 

 

1つ目の「けり」は

カギカッコつまり会話文の

中に出てくるので「詠嘆」、

 

2つ目の「けり」は

通常の地の文で出てきて

いるので「過去」で訳します。

 

 

 

 

今回はここまでです。

 

 

この方法1つ知っておくだけで

 

いきたい大学に行って

学びたいことを学び、

 

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優しくて面白い先輩

後輩たちと交流し、

 

 

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地元の友達と朝まで

飲み明かす…。

 

 

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そんな生活に近づける

かもしれません。

 

 

覚えておいて

損はないです!

 

 

それではまた。