問題提起に気をつけると、現代文の点数が7割以上とれる!?

んにちは!

 

 

現役塾講師のナツキです!

 

 

今回紹介するのは

 

問題提起

 

についてです!

 

 

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コレを知ることによって、

 

筆者が示してくれている

テーマを知ることができ、

 

現代文において議題を

はき違えることがなくなります

 

 

そしてこれは英語にも

通じることで、

 

英語長文も

読みやすくなるでしょう。

 

 

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逆に知らないことによって、

 

もしかしたら筆者の主張を

大きく勘違いして

評論問題のほぼ全てを落とし

 

その結果受験に落ちる…

 

かもしれません。

 

 

現代文のせいで予備校に通い、

 

周りの友達が明るい

キャンパスライフを楽しんでいる

のを傍目にしながら、

 

寂しい浪人生活を

過ごすのか。

 

 

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はたまた

自分の第一志望校に見事合格し、

 

サークルやバイトをしながら

自分のやりたいことを

やって楽しく過ごすのか。

 

 

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どちらになるかは

あなた次第です。

 

 

さて、

 

じゃあさっそく

説明していきましょう。

 

 

最初にこれは私の体験談ですが

 

私も今でこそ現代文は

得意科目であり、

 

バイト先の塾でも

もはや現代文の

リーダー格の講師、

 

という位置付けを

もらってますが、

 

 

最初から現代文ができる

ではありませんでした

 

 

得意な方だとは

思い込んでいたのですが、

 

点数はなかなか取れず

偏差値も48

 

平均以下でした。

 

 

そんな時に出会ったのが

通っていた塾の先生だった

Y先生です。

 

 

その人はまず何も説明をせずに

いきなり龍谷大学の過去問を

持ってきて、

 

「とりあえずやってみ?」

 

と私に評論文の過去問を

解かせました。

 

 

普通他の先生方は先に

ある程度説明を加えてから

問題を解かせるので、

 

「何だこの人」

 

と少し怪しんでいました。

 

 

しかし、

 

その問題を解いたあと

私の解いた問題を3分ほど眺めて

 

私が苦手な文章形式や

わかっていないことを

的確に説明してもらい、

 

その中で一番驚いたのが

問題提起についての

説明でした。

 

 

問題提起はただ単に

疑問を提示してくれている

だけでなく、

 

これから

「こういうことを

話していきますよ」

 

とか

 

「問題提起のおかげで

文章のここら辺に筆者の結論が

あるってわかるんやで」

 

という内容でした。

 

 

 

そして

今回お教えするテクニックとは、

 

問題提起を利用して

筆者の主張や本文のテーマを

洗い出す!

 

です。

 

 

【Point 1】

文章が道だとすると

問題提起はガイド!

 

 

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初めて行く海外、

 

不安ですよね?

 

 

現地の道とかわからないし

危ないところに

迷い込みたくないし…

 

 

そんな場合にガイドを

つける人って結構多いんですけど

 

このガイドの役割をするのが

問題提起です。

 

 

文章は読む人によって

いろいろな解釈の

仕方があります。

 

 

しかし

 

評論ではできるだけそれを

抑えたいのです。

 

 

何通りも解釈の仕方があっては

自分の本当に言いたいことが

伝わりにくいからです。

 

 

そこで使うのがこの問題提起

 

 

問題提起という形で

文章のテーマを疑問文にして

目立たせているのですね。

 

 

つまりは筆者が読者に

歩いてほしい道を案内する

まさにガイドなんです。

 

 

問題提起が出てきたら、

 

その一文に波線(〜)

引いておきましょう。

 

【Point 2】

問題提起の答え≒結論

 

 

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問題提起は疑問文の形の文です。

 

 

もちろん答えが存在するのです!

 

疑問を持ったまま文章が

終わるのは何だか

気持ちが悪いですもんね。

 

 

そして

先ほどPoint 1でも

お伝えしたように、

 

問題提起は文章のテーマを

示してくれます

 

 

それの答えなのですから

 

問題提起の答え≒結論

 

となることが多いのです!

 

 

この答えにも波線(〜)

引きましょう。

 

【Point 3】

問題提起は場所によって

役目が変化する。

 

 

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問題提起はだいたい

文章の初めにあります。

 

 

この場合は上記の通り

文章のテーマを示して

くれているのですが、

 

ごく稀に文章の真ん中、

 

つまり本論の部分でてきます

 

 

その場合は単に筆者が

具体例などに調子に乗って

問題提起使っているだけなので

 

あまり気にしなくていいです。

 

 

ただしさすがは問題提起

 

 

具体例であっても重要度は

変わらず、

 

そこから問題が作られることが

多々あります。

 

 

その場合は本論の具体例を

しっかりと読みましょう。

 

 

 

 

ポイントは以上の3つです。

 

 

問題提起が重要ということを

覚えておくために

 

ワークというか

簡単に確認をしておきましょう。

 

 

 

 

「私はきのこが嫌いだ。

それはいったいなぜなのだろうか。

 

〜〜〜〜〜説明〜〜〜、

 

ーーーーーーー説明ー。

 

要するに私はあの

きのこのニュルニュルとした

食感が嫌いなのだ。」

 

 

 

 

 

こんな文章があったとして、

 

問題提起はどの文でしょう?

 

 

 

 

 

 

 

 

「それはいったい

なぜなのだろうか。」

 

この文ですね。

 

 

「なぜ」なのでつまり

「きのこが嫌いな理由」について

話していくことを示しているのが、

 

問題提起です。

 

 

ではそれに当たる文は…

 

 

 

 

 

 

「要するに私はあの

きのこのニュルニュルとした

食感が嫌いなのだ。」

 

 

この文です。

 

 

しっかりときのこが

嫌いな理由を

 

「食感」

 

と述べていますね。

 

 

 

とこんな感じで、

 

問題提起は本文理解の

重要な手がかりです。

 

 

しっかりと

チェックしておきましょう。

 

 

今回はこれで終わります。

 

 

それでは。